※ 本記事はアフィリエイト広告を含みます。
各サービスの評価は、記事内の料金と計算基準にもとづく筆者の判断です。
先に結論から。
ほとんどのVODは月2〜3本観れば、レンタルで借りるより安くなる。
アニメを1クール追ってる人なら、1作品追い切るだけでほぼ全サービス黒字になる。
「なんとなく入ったまま、なんとなく引き落とされてる」状態になっていないかを確かめるための記事です。
定額制動画配信の利用がここ数年でどれだけ広がったかは総務省の情報通信白書(情報通信統計データベース)でも数字が出ている。
そこで、レンタル料金に換算して主要サービスを全部計算し直した。
この記事でわかること。
- レンタル1本あたりの相場をいくらに置くのが妥当か
- 主要VODそれぞれの「月何本観たら黒字か」の具体的な本数
- 解約すべきかどうかの判断ライン

まず基準を決める。レンタル1本っていくらなんだ
損益分岐を出すには、比較対象の単価が要る。
ここが曖昧なまま「元が取れる」って言ってる記事が多くて、それだと計算にならないんだよね。
この記事では、デジタルレンタル(Amazonや各ストアの単品購入)の単価を次のように置く。
単価はストアや作品で変わるので、あくまで計算用の目安。
新作映画のレンタル:400〜500円くらい
準新作・旧作:200〜300円くらい
アニメ1話単位:200〜300円くらい
だから今回は「新作1本=400円」「旧作1本=200円」の2本立てで計算する。
新作しか観ない人は400円の列、旧作を掘るのが好きな人は200円の列を見てもらえれば。
アニメ勢は計算式が根本から変わる
ここが一番でかい。
アニメ1クールって基本12話。
1話250円で借りたら、それだけで3,000円だよ。
つまり1クールのアニメを1作品追い切るだけで、月額2,000円台のサービスでも黒字になる。
1クールに3作品追うなら、同じ計算でレンタル換算9,000円になる。
主要VODの損益分岐を全部計算した
月額 ÷ レンタル単価 = 何本観たら黒字か、というシンプルな割り算。
小数点以下は切り上げで考えてOK(0.4本は観られないので)。
| サービス |
月額(税込) |
新作400円換算 |
旧作200円換算 |
こんな人向け |
| Amazonプライム・ビデオ |
約600円 (年払いなら月約492円) |
1.5本 |
3.0本 |
とにかく固定費を下げたい人 |
| DMM TV |
約550円 |
1.4本 |
2.8本 |
アニメ中心+2.5次元も観る人 |
| dアニメストア |
約550円 |
1.4本 |
2.8本 |
アニメだけで完結する人 |
| Netflix(広告つきスタンダード) |
約890円 |
2.3本 |
4.5本 |
オリジナル作品目当ての人 |
| Hulu |
約1,026円 |
2.6本 |
5.1本 |
海外ドラマと国内ドラマ両取り |
| ABEMAプレミアム |
約1,080円 |
2.7本 |
5.4本 |
アニメ+オリジナル恋愛番組も観る人 |
| U-NEXT |
約2,189円 |
5.5本 |
10.9本 |
映画も漫画も雑誌も全部読む人 |
※料金は記事執筆時点のもの。
プラン改定・値上げがあるので、契約前に各公式サイトで最新の金額を確認してください。
U-NEXTの2,189円は、額面通りに見なくていい
表だけ見るとU-NEXTがぶっちぎりで不利に見えるけど、ここは補足が要る。
U-NEXTは毎月1,200円分のポイントがつく。
これを新作レンタルや漫画購入にちゃんと使い切れば、実質負担は989円。
そうすると損益分岐は新作換算で2.5本、旧作換算で4.9本まで下がる。
Huluとほぼ同じライン。
逆に言うと、ポイントを使わずに失効させると、実質負担は2,189円のまま変わらない。

「元を取れていない契約」の見つけ方
複数サービスを同時に契約していると、観た本数はサービスごとに分散する。
1サービスあたりの本数が上の表の損益分岐を下回っていれば、そのサービスはレンタルで単品購入したほうが安い。
アニメ1クールを完走したサービスなら、それだけで黒字になる。
判断ラインの立て方はシンプル。
先月の視聴履歴を開いて、本数を数える。
これだけ。
記憶ではなく、履歴に残った本数で判断する。
解約を検討していいライン
2ヶ月連続で、損益分岐の本数を下回ってるなら解約候補。
1ヶ月だけなら、たまたま忙しかっただけの可能性がある。
でも2ヶ月続いたら、それは「観る習慣がないサービス」なんだと思う。
再契約はいつでもできるし、月額系は基本的に日割りがないので、月末解約が無難。
逆に、本数が少なくても残していいケース
数字だけで切ると失敗するパターンもあって。
そこでしか観られない独占作品がある場合は、本数が1本でも残す価値がある。
「他で配信されてないから月額払ってる」は、完全に合理的な理由だと思う。
この場合は元を取る取らないの話じゃなくて、観たいものが観られるかの話になる。
状況別・あなたはどれを残すべきか
視聴スタイル別に、自分ならこう考えるという案。
月に1〜2本しか観ない人
正直、サブスクをやめて都度レンタルに切り替えたほうが安い。
年に数回まとめて観るタイプなら、観たい月だけ契約して月末に解約する「単月運用」もアリ。
それでも1つ残すなら、月額500〜600円台の低価格帯から選ぶのが安全圏。
この価格帯の2択で迷うなら月額550円の格安2強・Amazonプライムビデオ vs DMM TVの使い分けが判断材料になる。
アニメ中心で月2作品以上追ってる人
これはもう何を選んでも黒字になる。
1クール12話×2作品=24話ぶんだから、レンタル換算で5,000円超え。
アニメ本数と同時配信の多さで選んでいい層。
配信本数と新作の早さで並べた比較はアニメが見放題のVOD比較|配信本数・新作の早さ・月額で選ぶにまとめてある。
ちなみにアニメ+オリジナルのバラエティや恋愛番組も観るなら、ABEMAプレミアムは相性がいい。
オリジナルコンテンツ数No1!【ABEMAプレミアム】

無料版で足りるかどうかはABEMAプレミアムと無料版の違いをまとめた記事で分けて書いた。
映画を月5本以上観る人
新作換算だと2,000円のサービスでも余裕で黒字ライン。
ここまで観るなら、作品数の多い大手を1本軸に据えて、足りないぶんを都度レンタルで足すのがバランスいいと思う。
複数契約してる人
全部を同時に維持しなくていい。
「今期はこれ、来期はこれ」でローテーションすれば、同時に払う月額は契約中のサービスの分だけになる。
2つを交互に契約するなら、毎月の支払いは1つ分で済む。
まとめ:損益分岐は「先月の履歴」で決まる
結局のところ、元が取れてるかどうかは料金表じゃなくて自分の視聴履歴が答えを持ってる。
月2〜3本というのはあくまで目安のライン。
アニメを追ってるなら1作品で余裕、月1本以下なら都度レンタルのほうが安い。
今月ぶんの引き落としが来る前に、一度だけ視聴履歴を開いてみてほしい。
気になるサービスがあるなら、無料トライアルのあるものから試して、期間内に本数を数えてみるのが失敗しにくいやり方かなと。
よくある質問
Q. レンタル単価400円という基準は妥当ですか?
A. この記事では新作のデジタルレンタルを400〜500円帯と置き、控えめに見て400円で計算しました。
旧作中心の人は200円の列で見てください。
単価はストアや作品で変わるので、自分がよく借りる作品の価格帯で置き換えてみてください。
Q. 無料トライアルだけ渡り歩くのはアリですか?
A. 制度として用意されているものなので使うこと自体は問題ないですが、同じサービスは基本的に1回きりです。
2周目は対象外になることが多いので、「本当に観たい作品が配信されているタイミング」で使うほうが得だと思います。
Q. 解約したら観てる途中の作品はどうなりますか?
A. 見放題対象の作品は視聴できなくなります。
ダウンロード済みの動画も再生できなくなるのが一般的です。
追いかけ中のシリーズがあるなら、完走してから解約するのが無難。
Q. 家族で使う場合、損益分岐はどう変わりますか?
A. 同時視聴に対応しているサービスなら、家族全員の視聴本数を合算して計算できます。
2人で月3本ずつ観れば合計6本になるので、分岐ラインは一気に有利になります。
同時視聴の可能数はサービスごとに違うので、そこは事前チェック推奨。
Q. 年払いにしたほうが得ですか?
A. 割引があるサービスなら月あたりの単価は下がります。
ただし途中でハマらなかったときに逃げられないので、初回は月払いで2〜3ヶ月試して、視聴本数が安定してから年払いに切り替えるのが安全だと思います。
※配信・販売状況や料金、見放題の対象は変更される場合があります。
最新情報は各公式サービスでご確認ください。
本記事は執筆時点の情報と個人の見解に基づくものです。
コメント