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先に結論だけ。
ゲーム原作アニメは、ゲームをやっていなくても楽しめる作品が多い。
ただし「楽しめるかどうか」は作品のタイプで決まる部分が大きくて、自分の根性やゲーム知識はそこまで関係ないんだわ。
原作のストーリーをアニメ1クールに詰め込む型は、置いていかれやすい。
原作ゲームの世界だけ借りてアニメ用に話を作った型は、未プレイでもほぼ問題ない。
この記事では、ゲーム原作アニメを3つのタイプに分けて、未プレイの人がどこでつまずくのか、どう入れば満足しやすいのかを整理する。
※ 作品の向き不向きは編集部の判断基準による見方で、個人の視聴体験に基づくものです。
ネタバレになる展開には触れていません。
未プレイで置いていかれる原因は「説明不足」より「圧縮」
ゲーム原作アニメで置いていかれた、という話の中身をほどくと、だいたい原因は2つに分かれる。
ひとつは、ゲームなら数十時間かけて見せる話を十数話に縮めていること。
もうひとつは、キャラ同士の関係や用語を「知っている前提」で進めていること。
前者は脚本の構造の問題で、後者は作品の狙いの問題だね。
この2つが重なると、未プレイ勢にはかなり厳しくなる。
逆にどちらかだけなら、見方を少し変えれば十分ついていける。

ゲームとアニメでは「情報の渡し方」が違う
ゲームは寄り道ができる。
テキストを読み返したり、サブイベントでキャラの過去を拾ったり、プレイヤーのペースで情報を受け取れる。
アニメは1話24分前後の枠で、決まった順番にしか情報を渡せない。
だからゲームで丁寧に積み上げていた部分ほど、アニメでは削られやすいんだよね。
ゲーム原作アニメの3タイプと、未プレイでの楽しみやすさ
ここからが本題。
ゲーム原作アニメは、ざっくり次の3タイプに分けると判断しやすい。
ストーリー再現型:原作の本筋をそのままなぞる
原作ゲームのメインストーリーを、アニメの話数に合わせて再構成するタイプ。
当たり外れが一番大きいのはここ。
たとえば「STEINS;GATE」は、ADV(アドベンチャーゲーム)原作で、TVアニメは全24話。
2クールあるぶん前半の日常パートにも尺を使えていて、未プレイでも話の積み上げを追いやすい構成になっている。
一方で「ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 The Animation」は全13話で原作1作目の事件を最後まで描く。
ゲームでは捜査と学級裁判にじっくり時間をかける作品なので、アニメは展開がかなり速い。
テンポの良さを楽しめる人には合うし、推理を自分で組み立てたい人は物足りなさを感じるかもしれん。
見分け方はシンプルで、話数を見ればいい。
長編ゲームを1クール(12〜13話前後)で終わらせている作品は、圧縮が強い前提で構えておくと気持ちが楽だよ。
キャラ紹介型:キャラの魅力を見せるのが主目的
ソーシャルゲーム原作に多いタイプ。
大人数のキャラを順番に見せていく作りで、ストーリーの縦軸は控えめなことが多い。
未プレイでも筋が分からなくなることは少ない。
ただ、登場人物が多い作品だと「誰が誰だっけ」で序盤が渋滞しやすい。
ゲーム勢が推しの登場で盛り上がる回が、未プレイ勢にはただの顔見せ回に見える、というズレも起きがち。
このタイプは、2〜3人だけ気になるキャラを決めて追うのがコツじゃん、と自分は考えている。
オリジナル展開型:世界観だけ借りて新しい話を作る
未プレイ勢に一番やさしいのがこれ。
「サイバーパンク エッジランナーズ」はゲーム「サイバーパンク2077」の世界を舞台にしたNetflixのオリジナルアニメで、全10話のオリジナルストーリー。
「アーケイン」も「リーグ・オブ・レジェンド」の世界を下敷きにしたNetflixシリーズで、ゲームのルールを知らなくても人物ドラマとして成立している。
「ウマ娘 プリティーダービー」はTVアニメ1期が2018年、ゲームの配信開始が2021年で、アニメのほうが先に世に出ている。
こういう作品は、アニメを見てからゲームに流れる人が出やすい構造なんだよね。
アニメ単体で完結した満足感があって、しかも「この世界をもっと触りたい」という余白が残るからだと思う。

この記事であえて外した作品
Fateシリーズは今回の例から外した。
ゲーム原作アニメの代表格なのは間違いないけど、アニメ化作品が多く、どれから見るかの話だけで記事1本ぶんになる。
3タイプの説明に混ぜると軸がぶれるので、泣く泣く外している。
好きな人が多いシリーズなので、入り方は別の機会にちゃんと整理したい。
入り方の比較:アニメだけ・アニメ→ゲーム・ゲーム先
タイプが分かったら、次は入り方。
自分なりの基準で、4つのルートを並べるとこうなる。
| 入り方 |
かかる費用の目安 |
特徴 |
おすすめの人 |
| アニメだけ見る |
配信サービスの月額のみ |
手軽。 圧縮が強い作品だと説明不足を感じやすい |
オリジナル展開型を見る人、まず雰囲気を知りたい人 |
| アニメ→気に入ったらゲーム |
月額+ゲーム本体代(基本無料のゲームもある) |
アニメで省かれた部分をゲームで補える。 結末を先に知る点は好みが分かれる |
話の全体像を先に掴みたい人 |
| 公式のあらすじ・PVを見てからアニメ |
月額のみ |
用語や人物関係の予習ができる。 ネタバレの範囲には注意 |
ストーリー再現型で置いていかれたくない人 |
| ゲームを先に遊ぶ |
ゲーム本体代+プレイ時間 |
アニメの演出の違いまで楽しめる。 時間の負担は一番大きい |
ミステリー・ADV系で驚きを最大にしたい人 |
表で一番伝えたいのは、ミステリー要素の強いストーリー再現型だけは「ゲーム先」を真剣に検討する価値がある、という点。
謎解きの驚きは一度しか味わえないからね。
逆にオリジナル展開型なら、迷わずアニメから入っていい。
同じ「どこから入るか」の話で、テレビ本編を飛ばして劇場版から入る場合は総集編・劇場版だけで済ませてもいいかの分かれ目を別記事で整理している。
使い方別・おすすめの組み合わせ
とにかく気軽に1本見たい人
オリジナル展開型を選んで、アニメだけで完走するのが一番ストレスが少ない。
ジャンル:SF・アクション・人間ドラマ系が多め。
配信サービス:作品ごとに違う。
上で挙げたエッジランナーズとアーケインはNetflix作品だね。
話の筋をしっかり理解したい人
2クール以上あるストーリー再現型を選ぶか、1クール作品なら公式サイトのあらすじと人物紹介を先に読んでおく。
これだけで序盤の渋滞はだいぶ減る。
配信サービス:配信先は時期で変わるので、見たい作品名で各サービスを検索するのが確実。
アニメに強いサービスの違いはアニメが見放題のVODおすすめ比較にまとめている。
アニメをきっかけにゲームも遊びたい人
キャラ紹介型かオリジナル展開型で世界観を掴んでから、ゲームに入るのがおすすめ。
アニメで推しが見つかっていると、ゲームの序盤がぐっと楽しくなる。
ミステリー系だけは順番を逆にしたほうがいい、というのは表のとおり。
よくある質問
Q. ゲーム原作アニメは1話で切っても判断できる?
A. ストーリー再現型は序盤に人物と用語の説明が集中しやすいので、1話だけだと判断しにくい。
3話くらいまで見ると作品のテンポと方向性が見えてくることが多いよ。
切りどきの考え方はアニメは何話で切る?3話切りで後悔しないための見極め方で詳しく整理している。
Q. アニメを見たあとにゲームを遊ぶと、結末を知っていてつまらない?
A. 結末を知る点は変わらないけど、アニメで省かれた描写やサブエピソードはゲームでしか見られないことが多い。
ミステリー色が強い作品だけは、ゲームを先にしたほうが満足しやすいと思う。
Q. 置いていかれないための一番簡単な対策は?
A. 公式サイトの人物紹介ページを開いたまま見ること。
ネタバレを避けたいなら、公式のあらすじは見る話数の分までに留めておくと安心だね。
今夜の結論
ゲーム未プレイでも、ゲーム原作アニメは楽しめる。
迷ったら、まず話数を見る。
長編ゲームを1クールに詰めた作品は予習ありで、オリジナル展開型ならそのまま再生でいい。
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見たい作品が配信されているかは、登録前に作品名で検索して確かめておこう。
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