海外出張・旅行中に日本のVODは観られる?サービス別の海外視聴対応とダウンロード活用術

VOD 海外 視聴 VOD比較

※ 本記事はアフィリエイト広告を含みます。各サービスの評価はあくまで個人の視聴体験に基づくものです。

先に結論から書く。

日本で契約しているVODの大半は、海外に出た瞬間に観られなくなる。
海外でもそのまま使えるのはNetflix・Amazonプライムビデオ・Disney+といった世界展開型の一部だけで、それも「日本で観ていたラインナップがそのまま出てくる」わけじゃない。
だから現実的な答えは一つで、出発前に日本でダウンロードして持ち出す。これに尽きる。

自分は去年、フライト前夜にホテルのWi-Fiでダウンロードを始めて、搭乗30分前に「残り12話・推定47分」の表示を見ながら絶望した。
結果、10時間のフライトで観られたのは映画1本とアニメ3話。あとはひたすら機内の座席モニターで知らない海外ドラマを流していた。
あれを二度とやりたくないので、サービスごとの海外対応とダウンロードの実際をまとめておく。

この記事でわかること。

  • 主要VODが海外で観られるのか/観られないのか
  • ダウンロードで何話ぶん持ち出せるのか(容量の目安つき)
  • 保存した動画の視聴期限という落とし穴
  • 出発前日にやるべき準備の順番

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なぜ海外だと日本のVODが観られなくなるのか

理由はシンプルで、配信権が国ごとに切られているから。

アニメでも映画でも、権利者は「日本での配信権」「北米での配信権」を別々に売っている。
だからサービス側は接続元のIPアドレスで国を判定して、権利のない国からのアクセスをブロックする。これが地域制限、いわゆるジオブロック。

自分が実際に食らったパターンだと、こんな挙動になる。

  • アプリを開いた瞬間に「お住まいの地域ではご利用いただけません」と出て何も表示されない
  • アプリは開けるけど作品一覧が現地版に差し替わっていて、目当ての日本アニメが消えている
  • ログインはできるのに再生ボタンを押すとエラーコードだけ返ってくる

2番目がいちばん厄介だった。
「観られるじゃん」と思って安心していたら、続きから観たかったシリーズだけ現地カタログに無い。
Netflixで日本のアニメを追いかけている人は特に気をつけたほうがいい。作品ごとに配信国が違うので、シーズン1は現地にあるのにシーズン2が無い、みたいなことが普通に起きる。

VPNで回避するのはおすすめしない

「VPN使えばいいのでは」と考える人は多いと思う。実際その話はよく見かける。
ただ、多くのVOD側は利用規約で地域を偽ってのアクセスを認めていない。アカウント側にリスクを背負う選択になる。

自分は数万円ぶんの視聴履歴とマイリストが飛ぶかもしれない賭けはしたくないので、素直にダウンロード派に落ち着いた。
ここから先は、その持ち出し方の話。

サービス別・海外視聴とダウンロードの対応まとめ

比較表にした。
海外での挙動と各社の仕様は改定されることがあるので、渡航前に必ず公式ヘルプで最新の案内を確認してほしい。特に「ダウンロード済みの動画を海外で再生できるか」は各社の扱いが分かれるポイントで、ここだけは自己判断せず公式に当たったほうがいい。

サービス 月額(税込) 海外での視聴 ダウンロード こんな人向け
Netflix 890円〜1,980円 滞在国のカタログで視聴可 対応(プランにより本数上限あり) 長期滞在・海外ドラマ好き
Amazonプライムビデオ 600円 一部作品のみ視聴可 対応 とりあえず1本入れておきたい人
Disney+ 990円〜 滞在国のカタログで視聴可 対応 マーベル・スターウォーズ派
U-NEXT 2,189円 日本国内向けサービス 対応 出発前に大量にため込みたい人
Hulu(日本版) 1,026円 日本国内向けサービス 対応 国内ドラマ・バラエティ派
ABEMAプレミアム 1,080円 日本国内向けサービス 対応(プレミアム限定) アニメの本数を稼ぎたい人
DMM TV 550円 日本国内向けサービス 対応 コスパ重視のアニメ勢
dアニメストア 550円 日本国内向けサービス 対応 深夜アニメを追いたい人

表を見てもらうとわかる通り、日本のアニメに強いサービスほど国内向けという残念な構図になっている。帰国後も含めてどこがアニメに強いかはアニメ見放題VODの配信本数・月額比較で整理している。
そりゃそうで、日本市場向けに権利を買っているんだから当然なんだよね。

逆にNetflixとDisney+は、滞在先でもアプリがそのまま動く。
自分が東南アジアに行ったときは、Netflixの現地カタログに日本の劇場アニメが数本入っていて、日本語音声も選べた。国によっては当たりを引ける。ただし運。

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ダウンロードで何話持ち出せる? 容量から逆算する

ここがこの記事の本題。

自分がiPhoneとiPadで実際にため込んだ感覚だと、容量の目安はこのくらい。あくまで作品とサービスによってブレるので幅で書く。

  • アニメ1話(約24分)標準画質:おおよそ200〜400MB
  • アニメ1話 高画質:おおよそ600MB〜1GB
  • 映画1本(約2時間)標準画質:おおよそ1〜2GB
  • 映画1本 高画質:3GB超えることもある

ここから逆算すると、スマホの空きが10GBあった場合。

  • 標準画質のアニメだけなら、ざっくり25〜40話ぶん
  • 高画質でため込むと、10話前後で打ち止め
  • 映画中心なら標準画質で5〜7本

正直、移動中に観るなら標準画質で十分だと思う。
機内の狭い座席でスマホを至近距離で見るとき、画質の差より本数の差のほうが体感でかい。
自分は一度、全部最高画質で入れて4話しか持ち出せずに後悔した。エンジン音の中でイヤホン越しに観る映像の解像度を気にしていた過去の自分をひっぱたきたい。

落とし穴その1:ダウンロードしても視聴期限がある

これに気づいてない人がけっこういる。

ダウンロードした動画はスマホに永久保存されるわけじゃなくて、多くのサービスで保存してからの期限再生を始めてからの期限の二段構えになっている。
「保存から◯日以内に観てね、ただし1回再生ボタンを押したらそこから◯時間で消えるよ」というやつ。この日数・時間は作品と権利者によってバラバラで、同じサービス内でも作品ごとに違うことがある。

自分がやらかしたのは、乗り継ぎ待ちの空港で「どれ観るかな」と最初の数秒だけ再生して回った日。
あれで複数作品の再生期限タイマーを同時にスタートさせてしまって、翌日にはごっそり観られなくなっていた。
つまみ食い再生は本当にやめたほうがいい。 観ると決めた1本だけ再生ボタンを押す。

あと、期限の延長には基本的にネット接続が必要になる。
滞在先でWi-Fiが繋がる環境なら更新できることもあるけど、そもそも国内向けサービスは海外から繋がらない前提なので、期限が切れたらそこで終わりだと思っておいたほうが精神衛生にいい。

落とし穴その2:ダウンロード本数と端末台数の上限

サービスによっては「1アカウントで同時に保存できるのは◯本まで」「ダウンロードできる端末は◯台まで」という制限がある。
1本消さないと次が入らない、という状況になると空港で泣くことになる。

自分の運用はこう。

  • スマホには「絶対観るやつ」だけを厳選して入れる
  • タブレットには「余裕があれば観るやつ」をまとめて入れる
  • 端末を分けることで、片方の上限に引っかかっても詰まない

落とし穴その3:出発当日の朝にダウンロードを始める

冒頭に書いた自分の失敗がこれ。

アニメ12話ぶんのダウンロードは、家の光回線なら数分だけどホテルの共用Wi-Fiだと平気で1時間かかる。
しかもバックグラウンドに回すと止まる仕様のアプリがあって、画面をつけっぱなしで放置する羽目になった。

ダウンロードは出発の前々日から始める。 これだけで旅の満足度が変わる。

出発前チェックリスト(自分がやってる順番)

  1. 3日前:契約中のサービスの公式ヘルプで「海外での利用」「ダウンロード再生の条件」を確認する
  2. 2日前:端末の空き容量を確認して、写真アプリのゴミ箱を空にする(ここで数GB出てくることが多い)
  3. 2日前:画質設定を標準に落としてから、観たい作品をまとめてダウンロード開始
  4. 前日:機内モードにして、保存した作品が1本ちゃんと再生できるかテストする(再生開始は1本だけ)
  5. 前日:モバイルバッテリーを充電する。動画再生はバッテリーを容赦なく食う
  6. 当日:予備でオフライン再生できる音楽やポッドキャストも入れておく

4番のテストは地味だけどいちばん効く。
「保存されてるように見えて実は未完了」という事故が、自分は過去に2回ある。機内で気づいても手遅れなんだよね。

あなたの状況別・おすすめの持ち出し方

短期の海外出張(3〜5日)で、移動時間だけ潰せればいい人

すでに入っているサービスで、標準画質で10話ぶんくらい入れれば足りる。
新しく契約する必要はないと思う。行き帰りのフライトと空港待ちを合わせても、実際に動画を観る時間はそんなに長くない。
出張だと夜はだいたい疲れて寝る。

長期滞在・留学で、現地でも継続して観たい人

Netflixか Disney+ が現実的。
滞在国のカタログに切り替わるとはいえ、アプリが動くこと自体が強い。現地の作品を開拓するくらいのつもりでいると楽しめる。
日本のバラエティやドラマをどうしても追いたいなら、そこは割り切って一時停止するのも手だと思う。

とにかくアニメの本数をため込んで持ち出したい人

アニメの本数で言えばDMM TVやdアニメストアが月額550円と安く、出発前にまとめて保存する用途と相性がいい。作品数や使い勝手の差はdアニメストア・DMM TV・U-NEXTの3社比較にまとめた。
オリジナル作品や配信の同時性を重視するならオリジナルコンテンツ数No1!【ABEMAプレミアム】も選択肢に入る。プレミアム会員だとダウンロード保存が使えるので、出発前の仕込みに回せる。課金するかどうか迷っているならABEMAプレミアムと無料版の違いを検証したレビューも参考にしてほしい。

自分は国内の新幹線移動で毎回これを使っている。往復4時間あるとアニメ8話くらい消化できて、着く頃には1クール終わっている。

ただ念のためもう一度書いておくと、ダウンロード済み動画を海外で再生できるかどうかはサービス側の条件次第
どのサービスを使うにしても、渡航前に公式ヘルプで最新の案内を確認してから荷造りしてほしい。

お金をかけたくない人

各社の無料トライアルを渡航のタイミングに合わせるという手はある。
ただ、トライアル期間中の解約忘れが本当に多いので、契約した日にスマホのカレンダーへ「解約日」を入れておくのを勧める。
自分は過去に2ヶ月ぶん払い続けたことがあって、あれは地味に効いた。

よくある質問

Q. 日本で契約したまま海外に行くと、料金はどうなりますか?
A. 契約は続いているので月額は通常どおり引き落とされます。観られない期間も課金は止まらないので、長期渡航なら一時解約を検討する価値はあります。

Q. 機内Wi-Fiがあればストリーミングで観られますか?
A. 機内Wi-Fiは速度も安定性も限られていることが多く、動画のストリーミングは厳しい場面が多いです。通信環境や動画利用の全体動向は総務省の情報通信統計データベース(情報通信白書)でも公開されています。プラン側で動画視聴が制限されている場合もあるので、事前ダウンロードのほうが確実です。

Q. ダウンロードした動画は飛行機の機内モードでも観られますか?
A. 保存が完了していて視聴期限内であれば、オフラインで再生できます。ただし前述の通り「再生開始からの期限」があるので、離陸前につまみ食い再生をしないのがコツです。

Q. 帰国したら、また元通りに観られますか?
A. 日本のIPアドレスに戻れば通常どおり使えます。ダウンロード期限が切れた作品は、帰国後にあらためて保存し直すことになります。

まとめ

海外に日本のVODを持っていくときの結論はこれ。

  • 国内向けサービスは現地でほぼ観られない前提で動く
  • Netflix・Disney+は現地でも動くが、ラインナップは別物になる
  • 勝負は出発前のダウンロード。標準画質で本数を稼ぐ
  • 視聴期限があるので、つまみ食い再生をしない
  • 準備は前々日から。当日の朝はもう遅い

正直、10時間のフライトで観たい作品が手元にある状態って、それだけでちょっと嬉しいんだよね。
離陸前にイヤホンをつけて、保存済みリストを眺めながらどれから観るか選ぶ時間が地味に好き。

アニメを本数ため込む方向で準備するなら、オリジナルコンテンツ数No1!【ABEMAプレミアム】あたりから覗いてみるといい。
どのサービスを選ぶにせよ、荷造りより先にダウンロードを始めるのがいちばん大事。
よい旅を。

※配信・販売状況や料金、見放題の対象は変更される場合があります。最新情報は各公式サービスでご確認ください。本記事は執筆時点の情報と個人の見解に基づくものです。

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