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作品数・料金は執筆時点の各社公表値をもとにしています。
先に結論だけ。公式のウォッチパーティは、今ほぼHuluしか残っていない
離れた友達と同じ作品を同時に観たい。
この用途で「アプリの中だけで完結する公式機能」が生き残っているのは、主要どころだとHuluだけだった。
Prime Videoのウォッチパーティは2024年3月31日で終了している。
最大100人でチャットしながら観られた機能で、終了時点では類似機能の提供予定なしと案内された。
Disney+のGroupWatchも2023年9月に全リージョンから消えた。
復活時期のアナウンスは今のところ出ていない。
つまり、数年前の「ウォッチパーティのやり方」記事を読んで手順どおりに操作しても、そのボタンはもう画面に無い。
ただ、公式機能が無い=諦めるという話ではない。
ブラウザ拡張・SharePlay・通話アプリ併用の3ルートがある。

7サービスの同時視聴機能と料金を並べた
ここは各社の公表値を並べる。
| サービス |
公式の同時視聴機能 |
使える端末 |
人数の目安 |
月額(税込) |
現実的な代替 |
| Hulu(日本) |
あり(ウォッチパーティ) |
パソコン/スマホ・タブレット |
提供開始時の発表は最大8人。 現在は入室人数の上限が部屋の画面に表示される方式 |
1,026円 ※2026年10月1日から1,320円+毎月400ポイント付与 |
そのまま使える |
| Netflix |
なし |
― |
― |
広告つき890円/スタンダード1,590円/プレミアム2,290円 |
Teleparty(無料枠で対応) |
| Prime Video |
なし(2024年3月31日終了) |
― |
― |
Amazonプライム600円・年5,900円 |
Telepartyのプレミアム枠 |
| Disney+ |
なし(GroupWatchは2023年9月に削除) |
― |
― |
スタンダード1,250円/プレミアム1,670円(2026年3月25日改定) |
Teleparty(無料枠)/SharePlay |
| ABEMA |
ウォッチパーティは無いが、コメント機能で擬似的に共有できる |
iOS・Androidアプリ/パソコン。 テレビ端末は閲覧のみ |
実質無制限(同じ番組を観ている全員) |
プレミアム1,180円/広告つきプレミアム680円 |
そのまま使える |
| U-NEXT |
なし |
― |
― |
2,189円(毎月1,200ポイント付与) |
通話アプリ併用 |
| DMM TV |
なし |
― |
― |
550円 |
通話アプリ併用 |
表にすると分かるのは、料金の安さと同時視聴の強さがまったく比例していないこと。
550円のDMM TVにも2,189円のU-NEXTにも、この機能は無い。
同時視聴を外して純粋な中身で比べたときの差は、Amazonプライムビデオ vs DMM TVの使い分けの比較に書いた。
Huluのウォッチパーティの使い方と注意点
作品ページのボタンから部屋を作って、生成されたリンクとルームキーを相手に渡す。
手順はこれだけ。
クセがあるのは操作権限のほう。
再生・一時停止・シークバーを動かせるのは主催者だけで、参加者側は触れない。
トイレ休憩を入れたい人が主催者に頼む形になる。
もうひとつ注意点がある。
権利の都合でウォッチパーティが使えない作品があり、その作品ではボタンが出ない。
作品は事前に決めて、ボタンの有無だけ先に確認しておくといい。
非対応サービスで一緒に観る方法は3つ
1. Teleparty(旧Netflix Party)
ChromeとEdgeの拡張機能で、再生を同期させてチャット欄を横につける。
10年近く続いていて、Chromeウェブストアの表示は2026年9月6日更新のv5.8.1、ユーザー1,000万人超、評価は17,400件以上で4.1。
無料で使えるのはNetflix・YouTube・Disney+など9サービス。
Prime VideoやApple TV+、Crunchyrollなど23サービスはプレミアム側にまとめられている。
ここは見落としやすい。
Prime Videoはプレミアム対象なので、無料のまま同期させるつもりで準備すると当日につまずく。
観たいサービスが無料枠かプレミアム枠かは、集まる前に確認しておきたい。
あと大前提として、参加者全員がそのサービスを自分で契約している必要がある。
片方のアカウントを覗かせる仕組みではない。

2. SharePlay(iPhone・iPad・Apple TV)
FaceTime通話中に、対応アプリの再生を全員ぶん同期させるAppleの機能。
通話しながら同じ場面を観られる仕組みなので、「一緒にいる感」はいちばん近い。
Appleの案内でも明記されているとおり、参加者はそれぞれ自分の端末で同じ作品にアクセスできる状態、つまり各自の契約か購入が必要になる。
iPhone同士の友達となら、これがいちばん手数が少ないかもしれん。
3. 通話アプリ+せーので再生(原始的だけど確実)
LINEでもDiscordでもいい。
通話をつないで「3、2、1」で同時に再生ボタンを押すやり方。
これが一番サービスを選ばない。
U-NEXTでもDMM TVでも成立する。
ズレたら片方が一時停止して待てばいいだけ。
やめておいたほうがいいのは、通話アプリの画面共有
Discordの画面共有でNetflixやPrime Videoを流そうとすると、相手の画面が真っ黒になる。
DRM(コピー防止のしくみ)が働いて映像部分だけ黒く落ちる挙動で、これはOS側の保護なので基本的に回避できない。
そもそも有料作品を自分の画面経由で他人に流すのは各社の利用規約に触れる可能性が高いので、ここは素直に諦めるのが正解だと思う。
使い方別・おすすめの組み合わせ
アプリの中だけで完結させたい人 → Hulu
拡張機能もFaceTimeも要らない。
パソコンでもスマホでも部屋に入れる。
国内ドラマとバラエティが厚いので、複数人の趣味がバラけていても着地させやすい。
ただし2026年10月1日から月額1,320円になる点は先に共有しておく。
毎月400ポイントが付くので、実質の負担感は数字ほどではない。
とにかく無料の手段で済ませたい人 → Netflix+Teleparty
Netflixは無料枠に入っているので、拡張機能を入れるだけで同期とチャットが動く。
パソコンで観る前提の人には一番安上がり。
集合の手間そのものを無くしたい人 → ABEMA
これは発想が違う手段で、放送時間が決まっているチャンネルを全員が観ればリンク共有すら要らない。
同じ時間に同じ映像が流れていて、コメント欄に他の視聴者も混ざっている。
「みんなで観てる感」を求めるなら、同期の設定をする必要すらないんだよね。
コメントの投稿はリアルタイム視聴のときだけで、見逃し・追っかけ再生では過去のコメントを眺める側に回る。
アニメの新作を放送時間ちょうどに友達と共有したい、みたいな使い方とは相性がいい。
プレミアムに上げると何が変わるのかは、ABEMAプレミアムと無料版の違いをまとめた記事で細かく分けている。
オリジナルコンテンツ数No1!【ABEMAプレミアム】


今夜の結論
アプリ内で完結する公式のウォッチパーティが欲しいならHulu。
パソコンで無料に寄せたいならNetflix+Teleparty。
iPhone同士ならSharePlay。
それ以外のサービスは通話つないで「せーの」で十分戦える。
2024年から2026年にかけて公式機能が次々畳まれたのは正直さみしい。
ただ、代替手段のほうが対応サービスの幅は広くなっているので、やりたいことができなくなったわけではない。
動画配信の利用実態そのものは総務省の情報通信統計データベースで継続して調査されているので、世の中の使われ方の推移を確かめたい人はそちらを見るといい。
どの手段でも共通するのは、参加者全員がそのサービスを契約している必要があること。
ここだけは先に確認してから誘ったほうが、集合直前に慌てずに済む。
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よくある質問
Q. Prime Videoのウォッチパーティは復活しますか?
A. 終了時の案内では、類似機能を提供する予定は無いとされていました。
執筆時点でも公式の同時視聴機能は復活していないため、Prime Videoで同時視聴したい場合はTelepartyのプレミアム側を使う形になります。
同時視聴を除いた作品面・使い勝手の評価は、Prime Videoだけで足りるかを他サービスと比較した記事で整理しています。
Q. 相手がそのサービスに入っていなくても一緒に観られますか?
A. 紹介したどの方法でも、参加者それぞれが自分のアカウントで同じ作品を再生できる状態が必要です。
SharePlayについてもAppleが同じ趣旨の案内をしています。
片方のアカウントを共有して観る使い方は各社の規約に触れる可能性があるので、おすすめはしません。
Q. スマホだけでも同時視聴できますか?
A. Huluのウォッチパーティはスマホ・タブレットでも利用できます。
SharePlayもiPhone・iPad・Apple TVで動きます。
一方Telepartyはパソコンのブラウザ拡張が基本なので、スマホ中心の人はHuluかSharePlay、もしくは通話しながら手動で合わせる方法が現実的です。
Q. 何人まで参加できますか?
A. Huluは提供開始時に最大8人と発表されており、現在は部屋の画面に入室人数の上限が表示される方式になっています。
上限に達している部屋には参加できません。
通話アプリで合わせる方法なら、その通話に入れる人数がそのまま上限になります。
※ 本記事の比較・おすすめは筆者の判断によるものです。
料金・機能は各社の公表値をもとにしていますが、変更される場合があるため、最新の情報は各サービスの公式サイトでご確認ください。
※配信・販売状況や料金、見放題の対象は変更される場合があります。
最新情報は各公式サービスでご確認ください。
本記事は執筆時点の情報と個人の見解に基づくものです。
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