※ 記事内に広告リンクを含みます。作品数・料金は執筆時点の各社公表値をもとにしています。
先に結論から書く。
年額プランで浮くのは、たいてい「月2ヶ月分」。金額にすると年1,300円〜3,340円くらい。ただしDAZNだけは桁が違って、年18,400円も差が出る。
そして一番大事なのは、年額が得なのは「12ヶ月ちゃんと使い切った場合だけ」ということ。途中で飽きたら、月額のほうが安かった、で終わる。
自分(ストマンナビ編集部)は去年、勢いでディズニープラスを年額にして、3ヶ月目にサブスクを乗り換えたくなって普通に後悔した。
その反省も込みで、主要サービスの月額×12ヶ月と年額を全部並べて計算してみたわけです。

まず現実:VODで年額プランがあるサービスは意外と少ない
「年額のほうが安いんでしょ?」って思って探すと、けっこう肩透かしを食らう。
主要どころで年額(年間)プランを用意しているのは、実はこれだけ。
- Amazonプライム(年会費)
- ディズニープラス(年額プラン)
- DAZN(年間プラン/一括・月々払いの2種)
- U-NEXT(※厳密には年額プランではなく、コンビニ販売の365日カード)
逆に、Netflix・Hulu・ABEMAプレミアム・dアニメストア・DMMプレミアムあたりは月額のみ。
年額で安く抑える、という選択肢がそもそも存在しない。
ここ、意外と知られてないと思う。「どこも年額あるはず」と思って探し回った時間、返してほしいレベル。
月額×12ヶ月 vs 年額、全部計算した
2026年8月時点の税込価格で並べた。
年額プランがないサービスは、比較のために月額×12の総額だけ出している。
| サービス/プラン | 月額 | 月額×12ヶ月 | 年額プラン | 1年の差額 |
|---|---|---|---|---|
| Amazonプライム | 600円 | 7,200円 | 5,900円 | 1,300円お得 |
| ディズニープラス スタンダード | 1,250円 | 15,000円 | 12,500円 | 2,500円お得 |
| ディズニープラス プレミアム | 1,670円 | 20,040円 | 16,700円 | 3,340円お得 |
| DAZN Standard | 4,200円 | 50,400円 | 32,000円(年間一括) | 18,400円お得 |
| U-NEXT | 2,189円 | 26,268円 | 19,980円(365日カード/セブン-イレブン限定) | 6,288円お得 |
| Netflix スタンダード | 1,590円 | 19,080円 | なし | — |
| Hulu | 1,026円 | 12,312円 | なし | — |
| ABEMAプレミアム | 1,180円(広告つきは680円) | 14,160円 | なし | — |
| dアニメストア | 660円 | 7,920円 | なし | — |
| DMMプレミアム | 550円 | 6,600円 | なし | — |
※2026年8月時点の税込価格。dアニメストアは2026年2月、ディズニープラスは2026年3月、ABEMAプレミアムは2026年4月に料金改定済み。アプリ内課金(App Store/Google Play)経由だと手数料分が上乗せされる場合があるので、契約前に公式サイトで確認を。
ディズニープラスは「10ヶ月分で12ヶ月」がキレイ
ディズニープラスの年額は、月額のちょうど10倍。
1,250円×10=12,500円で12ヶ月使えるので、実質2ヶ月無料という設計になってる。わかりやすい。
マーベルとスター・ウォーズを追いかけてる人は、正直これ迷う余地ないと思う。
自分の失敗は「年額にした2ヶ月後に、観たいシリーズが全部終わった」ことだったので、作品じゃなくて自分の視聴グセを見たほうがいい。
DAZNの差額18,400円はもはや別ゲーム
月4,200円が年間一括なら32,000円。月換算で約2,667円まで落ちる。
差額18,400円って、他のVODを1年フルで契約してもお釣りが来る額なんだよね。
ただしDAZNには罠がある。
「年間プラン(月々払い)」という、月3,200円ずつ払うタイプがあって、これは途中解約しても12ヶ月分の支払い義務が残る扱い。
月額プランと見た目が似てるから、契約画面でよく確認したほうがいい。安いほうを選んだつもりが1年縛りだった、は普通に起きる。

U-NEXTは「年額プラン」ではない、が安い
U-NEXTは公式の年額プランがない。
代わりにセブン-イレブン限定で「365日間見放題カード」19,980円というのが売られていて、これが月額12ヶ月分より6,288円安い。
コンビニまで買いに行く手間はあるけど、月2,189円がずっと重いと感じてる人にはアリ。
ちなみに自分はレジで「これください」って言うのがちょっと恥ずかしかった。それだけ。
19,980円を1年分まとめて払う価値があるかは、他のアニメ系サービスと横並びで見ると判断しやすい。dアニメストア・DMM TV・U-NEXTを月額と作品数で比較した記事もあわせてどうぞ。
年額の元を取るには、月何本観ればいい?
数字の話をもう少し。
レンタルで映画を借りると新作は1本400〜500円前後が多いので、そこから逆算するとこうなる。
- Amazonプライム 年5,900円 → 年12本、月1本観れば元が取れる計算
- ディズニープラス 年12,500円 → 年25本前後、月2本ペース
- U-NEXT 365日カード 19,980円 → 年40本前後、月3〜4本ペース
月1〜2本なら余裕、と思うかもしれない。
でも仕事が繁忙期に入った月って、マジで0本になるんだわ。自分は6月にアプリを一度も開かなかった月がある。
「年間平均」じゃなくて「一番忙しい月でも観るか」で判断したほうが、後悔が減る。
動画配信サービスの利用率や視聴時間の全体傾向は総務省の情報通信統計データベース(情報通信白書)で公開されているので、自分の視聴ペースが平均と比べてどのあたりかを見ておくと目安になる。
年額に切り替えていい人/やめたほうがいい人
切り替えていい人
- そのサービスをすでに6ヶ月以上継続している(習慣化の証拠になる)
- 追ってる長期シリーズやスポーツのシーズンが1年単位で続く
- 家族・同居人と共有していて、自分が飽きても誰かが観る
- 「解約するのが面倒でずるずる払ってる」自覚がある人(それ、年額のほうが安い)
やめたほうがいい人
- 加入してまだ1〜2ヶ月。無料トライアル明けの勢いで年額はだいぶ危険
- 「今期このアニメが観たいから」みたいに、目的が1作品に紐づいてる
- 複数サービスを月替わりで乗り換えるスタイル(この人は年額と相性最悪)
- 数ヶ月先の生活が読めない時期(引っ越し・転職・繁忙期)
4つ目、地味に大事。
年額って基本的に途中解約しても日割り返金されないケースが多いので、「1年後の自分の生活」を賭けてる感覚に近い。
返金の扱いは各社の規約次第だし変わることもあるから、契約ボタンを押す前に一度は規約を見ておくのを勧める。
そもそも年額がないサービスは、どう安くする?
Netflix・Hulu・dアニメストアあたりは年額がないので、安くする方向は「下位プランを選ぶ」か「観る月だけ契約する」の2択になる。
この点でABEMAプレミアムは扱いやすくて、広告つきなら月680円、広告なしでも1,180円。
年額がない=1年縛りもないので、観たいシーズンだけ入って、終わったら止める、が気楽にできる。
自分は格闘技のビッグマッチとオリジナル恋愛リアリティショーの時期だけ復活する使い方をしてる。あの手のオリジナル作品、他で観られないんだよね。
無料版のままで足りるのか課金する価値があるのかは、ABEMAプレミアムと無料版の違いを検証したレビューにまとめてある。
使い方別・どれを選ぶ?
ネット通販もよく使う人
→ Amazonプライムの年額5,900円。差額1,300円は小さいけど、配送特典まで込みなら回収は簡単。月換算492円は普通に安い。
年額で1年分を先に払う前に、そもそも1本で足りるかを確かめたい人はAmazonプライムビデオだけで足りるかを他サービスと比較した記事を先に読んでおくと判断が早い。
スポーツを1シーズン追いかける人
→ DAZNの年間一括32,000円。差額18,400円は他と比べ物にならない。ただし「年間プラン(月々払い)」との取り違えだけ注意。
まだ自分が続くか自信がない人・単発で観たい人
→ 年額に手を出さず月額のまま。ABEMAプレミアムやdアニメストアみたいに月額のみのサービスは、いつ止めても損しないのが最大の強みだったりする。
よくある質問
Q. 年額プランは途中解約したら返金されますか?
A. サービスによりますが、日割りで戻らないケースが多いです。DAZNの「年間プラン(月々払い)」に至っては、解約しても残りの月の支払い義務が残る扱いになっています。契約前に各社の規約を必ず確認してください。
Q. 月額から年額に途中で変更できますか?
A. ディズニープラスなど、対応しているサービスは設定画面から切り替えられます。ただし切り替えタイミングによって次回請求日が変わるので、変更前に請求サイクルの表示を確認するのが安全です。
Q. 一番差額が大きいのはどこですか?
A. 今回調べた範囲ではDAZNで、月額×12(50,400円)と年間一括(32,000円)で18,400円の差。次いでU-NEXTの365日カードが6,288円差でした。
Q. Netflixに年額プランはないんですか?
A. 2026年8月時点ではありません。Netflix・Hulu・ABEMAプレミアム・dアニメストア・DMMプレミアムはいずれも月額のみです。安くしたい場合は下位プランへの変更が現実的です。
今夜の結論
年額プランの正体は「2ヶ月分割引の代わりに1年コミットする契約」。
DAZNみたいに差額が2万円近いなら話は別だけど、多くのサービスでは浮くのは年1,300〜3,340円。
その金額のために1年縛られる価値があるかは、正直「自分が続く人かどうか」で決まる。
迷ってる人への現実的な提案としては、まず月額で3ヶ月使ってみて、毎月ちゃんと開いてたら年額に切り替える。
これが一番損しない。自分は逆をやって後悔したので、説得力はあると思ってる。
1年縛りなしで気楽に始めたいなら、月額のみのサービスから試すのもアリ。
※記載の料金は2026年8月時点の税込価格です。各サービスは料金改定を行うことがあるため、契約前に必ず公式サイトで最新の情報をご確認ください。


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